私は以前、総勢60名以上の別の司法書法人で3年ほど勤務しておりましたが、そこの事務所では不動産の立会決済業務がほとんどであったため、このまま続けても司法書士としての業務の幅を広げることが難しいと感じ、こちらの事務所に入所しました。
関根事務所は立会決済の他、商業登記や相続手続き、成年後見の申立、信託、遺産承継、他にも多種多様な依頼をいただくので、周りのスタッフに質問しながら、無理なく自分のできる業務を増やしていくことができる点が魅力だと思います。不動産取引での売主本人確認の方法に関しては関根事務所にきてはじめて研修を受け、今まで身分証明書の検証を全くしていなかったことに気づかされました。
また、勤務年数に関係なく、お互いに間違っていればしっかり指摘し、受け入れるというスタンスが根付いているので、入ったばかりでも理不尽に怒られたり自分の意見が言えなかったりなどということもなく、業務に集中できます。
チームで業務を共有することで、所内でもお客様に対してもスムーズに対応できますので、勤務日や勤務時間の相談もしやすいと思います。
同じ職種でも事務所によって主とする業務はそれぞれですので、その経験を生かしながら、協力し合い、お互いに成長していきましょう。
スタッフが就職した理由②
小規模事務所10年勤務からの転職
関根事務所への転職前は、都内の小規模な事務所に約10年間、勤務していました。
そこでは、通常の不動産登記、商業登記は行っていましたが、家族信託や第三者のためにする登記など比較的新しい分野の登記に対して積極的に取り組んでおらず、私は、新しい分野の登記に対しての必要性は認識していましたが、具体的にどうしていいかわからない状況でした。
そのような中、関根事務所を知り、勤務している方の人柄や考え方、積極的にチャレンジする姿勢に触れ、転職を決意しました。
実際に関根事務所に転職後は以前勤務していた事務所では経験できなかった家族信託、成年後見申立などを経験し司法書士としての業務の幅の広がりを実感しています。
このほか、関根事務所で不動産売買の本人確認研修を受け本人確認の重要性を認識しました。以前の勤務先では、そのような研修も全くなく身分証明書をコピーするだけの危険な取引を当たり前のようにしていました。運良く問題のない取引でしたがもっと早く知るべきだったと感じました。
事務所の雰囲気は相談しやすい雰囲気で、問題を一人で抱え込むことはありません。
ミスを防ぐチェック体制も整っています。いろいろな案件がありますので、考える力が身につきます。
関根事務所は今までの経験を基に様々なことにチャレンジし、司法書士として成長できる環境が整っている事務所です。
スタッフが就職した理由③
前職は半年でしたが、転職を決意しました。
前職がネット銀行関係の業務が中心でしたので、お客様の自宅に行って金銭消費貸借契約書類の該当箇所に署名をいただく業務でした。そもそも銀行がする業務ですが、ネット銀行には支店がないため司法書士にやらせている業務でした。
前職での決済の立会といってもネット銀行の担保設定だけですから、所有権移転の権利証の確認や詐欺師防止の売主の確認などは別の司法書士事務所がするので、その司法書士の先生から書類が調っていますと言われた後に、ネット銀行の担当に融資実行して下さいと電話をかけることがおもな立会業務でした。
前職では、金銭消費貸借契約の署名と融資実行の電話の業務なので、まったく法令を使うこともなくすぐに覚えられる業務の繰り返しで専門性に疑問を持っていました。苦労などまったく無くストレスのない勤務なのですが勤務先の先輩で不動産登記法は忘れてほとんど覚えていないという方をみていて、これでは私も同じ状態になってしまうと思い転職を決意しました。
関根事務所に転職した後は、毎日が新鮮な出来事ばかりです。
コンサルティング業務はすぐにはさせてもらえませんが、いろいろアドバイスをもらえます。最近あったお客様の登記の打ち合わせの中で、別件でしたが借入金利が22%のお話がでました。その際に、利息制限法違反だと思い込みの受験知識で飛びつくのは危険ですよと言うアドバイスがありました。
利息制限法は、条文から金銭消費貸借契約が前提ですから売買代金債務であれば適用がありません。金銭消費貸借契約かどうか、お客様への聞き取りのコミュニケーションが重要と言うことです。
またその知識で売買代金債務だから22%の金利は合法という判断も間違いです。
消費者契約法9条があるので借主が消費者で有れば違法となる可能性もあるためその聞き取りも大切です。受験では消費者契約法など学びませんので業務の奥深さを感じました。また、前職の先輩からアドバイスとなるような知識を得ることがなかったので毎日が新鮮です。
一番驚いたことは、権利証を紛失したので権利証を作って欲しいとの依頼で、ほとんどの司法書士が再発行できませんと断るところです。しかし、関根事務所では可能ですよと回答するのです。法令を駆使するアイディアの幅の広さに驚くことばかりです。
受験では経験できない貴重なアドバイスがもらえる毎日は新鮮で司法書士としてレベルが上がっている実感があります。毎日楽しく充実した勤務をしています。
いっしょに司法書士として私達だけにしかできないを、私達らしく作っていきましょう。
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